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4月13日生まれの有名人と今日は何の日?*365日きっかけ誕生日プレゼント*

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4月13日サミュエル・ベケット

4月13日生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます。

今日はどのように過ごしますか?

お誕生日の方、そうでない方も、ワクワクとした日を過ごしたいですよね?

そんなあなたに小さな小さなきっかけをプレゼントします。

 

電話を開発した最初の人 アントニオ・メウッチ

1808年4月13日~1889年10月18日 職業:発明家
出身:イタリア

電話機を誰が開発したのか?と聞かれたら、特許を取得したベル、もしくは特許を逃したイライシャ・グレイあたりの名前がでてくるかと思いますが、電話機の最初の発明者として、2002年にアメリカの議会で認められたのは、イタリア人の発明家、アントニオ・メウッチです。

もともとは、発明家ではなく、税関の職員や舞台技師として働いていました。

23歳の頃にキューバに移住し劇場で働いていましたが、42歳でアメリカでロウソクの工場を設立、4年後に最初の電話の試作が完成しました。

ベルが電話の特許をとったのが1876年なので、それよりも22年も早かったわけです。

発明のきっかけは、劇場で働いているときに、作業者に声で指示を伝えることが出来たらいいなと思ったのが始まりです。

ロウソク会社は倒産し、資金難に陥り、ベルが特許を取得した際に、提訴しますが、その頃には破産してしまい争うだけの資産を持っていなかったため、電話の発明家として知られているのは、アレクサンダー・グラハム・ベルになっています。

 

同年の1808年生まれの人 参考

  • 発明家 アントニオ・メウッチ 1808-1889  伊
  • 旅行業者 トーマス・クック 1808-1892 英

 

仮面の画家 ジェームズ・アンソール

1860年4月13日~1949年11月19日 職業:画家
出身:ベルギー

 

同時代の画家 参考

 

西洋美術

 

ジェームズ・アンソールはあまり知られていませんが、ベルギーでは紙幣の肖像として使われていたこともあるので、ベルギーではよく知られている人物と言えそうです。

両親は、民芸品やカーニバルの仮面などを扱う土産物店を営んでいたことから、作品のモチーフは、幼少期から身近にあったものに影響されたと考えられています。

レオナール・フジタ(藤田嗣治)は、ベルギーを旅行した際にアンソールを訪ね、土産屋さんで購入した貝殻細工は、フジタの絵のなかに描かれていました。

 

同時代に活躍した流派と比べると、分類することが出来ない、他に類のない個性派画家です。また骸骨などのモチーフをシュルレアリスムが流行る前に描いており、よく知られている画家に少なからずも影響を与えていたと考えられており、20世紀美術の先駆者と言われています。

 

https://pin.it/gs3xt2iothl7wx

 

作品を見ると、仮面をかぶっている人たちが沢山いてカーニバルのようで一瞬、楽しそうにも見えます。

 

同年の1860年生まれの人 参考

 

ジャック・ラカン

1901年4月13日〜1981年9月9日 職業:哲学者・精神科医
出身:フランス

 

同年の1901年生まれの人 参考

 

イケオジ!サミュエル・ベケット「ゴドーを待ちながら」

1906年4月13日 ~1989年12月22日 職業:劇作家
出身:アイルランド→フランス

「無駄に○○」という言葉、耳にすること多いですよね?

サミュエル・ベケットは、あまり知られてないかもしれませんが、1969年にノーベル文学賞を受賞した劇作家です。画像検索でネット上にあった画像(合成写真?)が、お腹がシックスパックでイケオジでした。無駄にイケてるおじさんです。劇作家ってそんなに鍛えないといけないのか…?

アイルランドで生まれ、教師になるために師範学校で学び、教師になりますが、2年ほどで退職し、ヨーロッパ放浪旅にでて、31歳の頃にパリに移住します。

32歳の頃、道を歩いていた際に見知らぬ男性(客引きをしていた男性)に突然刺され、危ない目にあったそうです。男性は何故そんなことをしたのか分からない…と裁判で語ったそうで、怖い思いをしたから、体を鍛えたのかもしれないので、シックスパックは合成写真ではないのかもしれません。

アイルランドのダブリンには、国章のハープを着想につくられた橋があります。サミュエル・ベケットに因み、サミュエル・ベケット橋と呼ばれています。

 

サミュエル・ベケットの詩です。

Ever tried. Ever failed.
No matter. Try again.
Fail again. Fail better.

これまでにもやったことがある。これまでにも失敗したことがある。
そんなことは構わない。もう一度やってみて。
もう一度失敗して。より上手く失敗すること。

 

代表作:

『ゴドーを待ちながら』

 

~ゴドーを待ちながら~ あらすじ

ウラディミールとエストラゴンという2人の浮浪者は、ゴドーを待っています。2人はゴドーに会ったこともないにも関わらず、たわいもない会話をしたり、ゲームをしたりしながら、時間を潰しひたすら待っていました。

そこにポッゾとラッキーがやってきて、ラッキーが哲学的な演説を始めます。
2人が去った後、少年が現れ、ゴドーの伝言を「今夜は来られないが、明日は必ず来ると」伝えます。その伝言を信じて、翌日、同じ時刻、同じ場所でエストラゴンとヴラジミールはゴドーを待ち続け…を繰り返し、2人は最後に自殺しようとして、失敗するという話です。

 

全く面白くなさそうですよね?不条理演劇というジャンルです。現代の不毛さや不条理なことを描くという手法の一つで、「ゴドーを待ちながら」は、不条理演劇の代表作として知られています。

ゴドーは人物なのか?それさえも分からない、分からないものをひたすら待ち続けている、ゴドーは何か?「神なのか?希望なのか?死なのか?未来なのか?」観ている人が考えるという、モヤモヤっとする話です。

 

4月13日 サミュエル・ベケット

 

きっかけ:

明日は必ず!と思っていることは何ですか?

 

同年の1906年生まれの人 参考

 

吉行淳之介の著書 代表作

1924年4月13日~1994年7月26日 職業:小説家
出身:日本(東京都)

代表作:

  • 『暗室』
  • 『砂の上の植物群』
  • 『夕暮まで』
  • 『焔の中』
  • 『原色の街・驟雨』

 

http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/kankou/spot/art/yoshiyukibungaku.html

 

同年の1924年生まれの人 参考

 

宮尾登美子著書 代表作

1926年4月13日~2014年12月30日 職業:小説家
出身:日本(高知県)

代表作:

  • 『天璋院篤姫』
  • 『蔵』
  • 『櫂』
  • 『春燈』
  • 『きのね』

 

同年の1926年生まれの人 参考

 

映画『ロッキー』の主題曲 作曲家 ビル・コンティ

1942年4月13日  職業:作曲家
出身:アメリカ

映画音楽やテレビドラマの音楽を数多く手掛けていますが、よく知られているのが、映画『ロッキー』の主題曲、「Gonna Fly Now」です。

 

同年の1942年生まれの人 参考

 

アル・グリーン 牧師に転身したシンガー

1946年4月13日  職業:歌手
出身:アメリカ

28歳の頃、お付き合いしていた女性から沸騰したコーンをかけられ、重度の火傷を負ってしまいます。その後、女性は拳銃自殺、グリーンは心を痛め、ゴスペルシンガー&牧師として宣教活動をしました。

 

同年の1946年生まれの人 参考

 

4月13日 今日は何の日?365日のきっかけ

喫茶店の日

1888年4月13日、東京・下谷上野西黒門町に日本初のコーヒー専門店「可否茶館」が開店したことに因みます。

決闘の日

慶長17年旧暦4月13日(1612年5月13日)、船島(巌流島)で宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が行われたことに因みます。

水産デー

1901年4月13日、旧漁業法が制定されたことにちなみ、大日本水産会が1933年5月に制定しました。現在の漁業法が施行された1949年3月13日で、「漁業法記念日」となっているので、3月13日を「水産デー」と呼ぶこともあります。

 

いかがでしたか?

Wikipedia情報による、4月13日が誕生日である有名人や何かの記念日をヒントにして、きっかけをつくりました。

素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することをセレンディピティ(serendipity)というそうです。サイトをご覧になった方が素敵な偶然に出会えるかは分かりかねますが、行動したら何かが起こるかもしれません。

素敵な一日でありますように!

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