1月20日生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます。
今日はどのように過ごしますか?
お誕生日の方、そうでない方も、ワクワクとした日を過ごしたいですよね?
そんなあなたに小さな小さなきっかけをプレゼントします。
デヴィッド・リンチ監督の映画
1946年1月20日
職業:映画監督・脚本家・プロデューサー・ミュージシャン・アーティスト・俳優
出身:アメリカ
代表作:
- 『エレファント・マン』
- 『ブルーベルベット』
- 『ワイルド・アット・ハート』
- 『マルホランド・ドライブ』
- 『インランド・エンパイア 』
テレビドラマ
- 『ツイン・ピークス』シリーズ
父親の友人がプロの画家であったことから、絵画に興味を持ち美術大学に通います。大学では得られるものがなかったようで、ヨーロッパに留学を決意し、オーストリアに渡り15日でアメリカへ帰国、アメリカでもっとも古い芸術学校であるペンシルベニア芸術画工へ入学します。
在学中に知り合った女性との間に子どもができ、家を探すにあたり、治安の悪い物件を選びます。悪条件などもインスピレーションの一部になり、一軒屋の地下室で絵画や映画製作に没頭し、収入を得るために版画の一種のエングレービング(ビュラン彫り)でプリントして売っていたようです。
美大の学生のように実験的に制作をずっと行っている人で、映画もアニメーションもその一つで、資金調達が上手くいかず映像作品が製作できない場合は、絵を描く、コーヒーが大好きで豆を有機栽培して自分のホームページで売ったり、やっていることが幅広い、興味深い人です。
きっかけ:
ドーナッツのお供は何ですか?
同年の1946年生まれの人 参考
- 映画監督 デヴィット・リンチ 1946-
- シンガーソングライター 吉田拓郎 1946-
- 俳優 シルヴェスター・スタローン 1946-
- 42代大統領 ビル・クリントン 1946-
- ロック歌手 フレディ・マーキュリー 1946-1991
- 俳優 トミー・リー・ジョーンズ 1946-
- 映画監督 オリバー・ストーン 1946-
- 声優 神谷明 1946-
- 作曲家 リチャード・カーペンター 1946-
- 絵本作家 佐々木マキ 1946-
- 建築家 藤森照信 1927-
- 映画監督 スティーヴン・スピルバーグ 1946-
ツイン・ピークスに登場するクーパー捜査官はドーナッツとコーヒーが大好きという設定でした。
2018年3月公開の映画『ラッキー』に出演しています。この作品で90歳の主人公を演じた、ハリー・ディーン・スタントンは映画公開前の2017年9月15日に91歳で亡くなっており、これが遺作になりました。数々の作品で脇役を演じていますが、主役を演じることはほぼなかったようです。
人生100年時代に老いとどう向き合うのか?どう生きるのか?誰に何を残し伝えるのか?気になる作品です。
本を読める生活を提案するTSUTAYA ツタヤ
昨今、Amazonなどの大型ネットショッピングサイトが増え、ワンクリックで欲しい本などが購入出来る、すぐに読める電子書籍も充実していたり、すぐでなくても、翌日か翌々日に自宅に届くことがほとんどです。
巷の本屋さんが少なくなっているなか、銀座の大型商業施設「ギンザシックス」に『蔦谷書店』をオープンし、生活提案型の蔦谷家電などの店舗を次々と開業しています。
増田宗昭さんはどんな人?
1951年1月20日 職業:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社創業者
出身:日本(大阪府)
TSUTAYA の創業者です。
大学在学中、将来何をやりたいのか考えていた際に、たまたたま読んだ本に書かれてあった「世の中はファッション化社会になる、デザインが大事」という記述に心を動かされます。直感的に、誰かがつくったものをハンドリングする仕事には応用がないと判断し、ファション=洋裁と思いつき、洋裁学校に通います。
当時、花嫁修業の一環として受講している女性が多いなか、たった一人の男子生徒、採寸授業に面食らうようなこともあったようですが、洋裁のやり方から自分の才能に気付きます。
洋裁のやり方には2種類あり、型紙を最初に作成する、もう一つは人の身体に合わせながら立体裁断し、あとから型紙に起こす方法です。増田さんは後者のゴールイメージを優先にしてあとから理由づけするのが得意だと気付きます。
ファッションセンスの評価も高く、ファッション業界でもやっていけると思っていた矢先に同世代のデザイナー、高田賢三氏、三宅一生氏などを見て考え直し、卒業後はファッションメーカーに入社します。
商業施設のプロデュースの仕事などの仕事を任されて10年働いた頃、家族、友人、知人に運営を手伝ってもらい、実家の近くの貸しレコード店をプロデゥースしたのが、TUSTAYAの前身のお店です。
持っている資産はいくらもないので、持っている時間を惜しみなく使えるようにキャリアを捨て、32歳のときに起業しました。
普通の人はみんな成功すると思ってやるの。だけど、俺は失敗すると思っているの。だから事業計画書には売上げゼロっていつも書くの。
どこまで誠意込めて一生懸命寝ずにやっても、失敗することがあるわけさ。
もう失敗だらけだからよ、俺らがやることって。だから価値があるのよ、だから事業になるのよ。誰でもできる仕事は事業にならない、みんなやるから。
企画をする際にいつも使う道具は、B4サイズのコピー用紙とスケッチ用の鉛筆、紙上にキーワードを書きだし、結びつけることで図式化し、人に分かりやすく伝えられる方法をとっています。
企画はイメージ、言葉ではない、カタチになっていないから見えない、見たことも経験したこともないことに「いいね」と言ってもらえるにはどうすればいいのか常に考えている
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きっかけ:
本屋さんにはどのくらいの頻度で行きますか?
TSUTAYAという店の名前は、江戸中期から後期(10代将軍 徳川家治の時代)に活躍した、蔦谷重三郎という版元に由来します。増田さんが、蔦谷重三郎の子孫というわけではありません。
蔦谷重三郎は吉原(遊郭)で生まれたため、吉原は自分の庭のようなもので、各店のことは知り尽くしていました。吉原大門の近くに、鱗形屋という書店があり、そこは吉原のオススメ遊女(吉原細見)マップを独占販売していましたが、内容が古くいまいちでした。
それを知っていた蔦谷重三郎は、新しい吉原細見を作り大ヒットさせます。
単なる版元ではなく、江戸の娯楽の名プロデューサーとしてとにかくしかけます。活躍していた時代は、娯楽を優遇していた老中 田沼意次から娯楽規制派の松平定信に変わり、寛政の改革が始まると、自由に表現が出来た時期から、一変して規制されるようになります。
ですがそこはアイデア勝負で、「これならどうだ!」という具合に、違う見せ方で展開させていきます。
例えば、吉原細見も花魁を花で表現するとか、大首絵や美人画など、人気役者から茶屋の町娘まで、プロマイド(浮世絵)が販売されると、幕府から人物の名前を入れることが禁止されます。その対処の仕方は、文字を入れずに絵(判じ絵)で誰か分かるように示すなど、見る人が想像をかき立てるしかけです。
雑誌広告や、本の付録も蔦谷重三郎が初だったと記憶していますが、何でその事柄を知ったのか忘れてしまったので、思い出したら追記します。
面倒見がよく、山東京伝や喜多川歌麿、写楽、曲亭馬琴、十返舎一句など、浮世絵師や戯作者を世に送り出したことでも知られています。
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同年の1951年生まれの人 参考
- TSUTAYA創業者 増田宗昭
- 漫画家 あだち充
- 漫画家 美内すずえ
- 漫画家 村上もとか
- 歌手 山本リンダ
- ミュージシャン忌野清志郎 1951-2009
- ミュージシャン スティング
- 俳優 桃井かおり
- 俳優 カート・ラッセル
- 俳優 ロビン・ウィリアムズ 1951-2014
- 現代美術家 森村泰昌
- 映画監督 押井守
- 映画監督ジュリアン・シュナーベル
- 映画監督チャン・イーモウ
- 脚本家 大石静
- 医師 バリー・マーシャル
- 小説家 桐野夏生
- 落語家 笑福亭鶴瓶
吉岡徳仁の見えないものやカタチを超えたデザイン
吉岡徳仁(よしおかとくじん)さんはどんな人?
1967年1月20日 職業:デザイナー
出身:日本(滋賀県)
デザインというと問題を解決したり、機能や見た目の美しさを兼ね添えたプロダクトだったり、商品だったりするかと思います。大抵は、見た目、外観、カタチをデザインし、ユーザーが満足する、気付くまたは意識しない、選んでもらえるようなことを目的としていますよね?
吉岡徳仁さんのデザインの概念はちょっと違います。
「感覚とか、気持ちとか、目にみえないものをデザインする、カタチを超えるデザイン」というテーマがあり、光、音、香りなど、カタチのないものから表現を生み出しています。椅子や建築、時計やドンペリを企業とコラボして制作されたりと、現代美術家という領域での活動など、幅広いです。
日本でも海外でも注目されているデザイナーの一人です。
2015年のインタビュー記事です。
世界が注目するクリエイター・吉岡徳仁が語る、かたちのないデザインのかたち。
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芥川賞作家 青山七恵の著書
1983年1月20日 職業:小説家
出身:日本(埼玉県)
代表作:
- 『ひとり日和』
- 『繭』
- 『かけら』
- 『すみれ』
- 『花嫁』
- 『ハッチとマーロウ』
1月20日 今日は何の日?365日のきっかけ
玉の輿の日
1905年1月20日、アメリカの実業家J・P・モルガンの甥のジョージ・モルガンが祇園の芸妓・お雪と結婚した。お雪は「日本のシンデレラ」と呼ばれていたそうです。
アメリカ合衆国大統領就任式
アメリカ合衆国憲法修正第20条で、大統領の任期は1月20日の正午に終了することとされており、その瞬間から次の大統領の任期が始まります。
デヴィッド・ボウイの日
2016年、ニューヨーク市長のビル・デブラシオが、ニューヨーク・シアター・ワークショップにて上演されたデヴィッド・ボウイによって共同制作された舞台作品『ラザルス』最終公演日の1月20日に、この日を「デヴィッド・ボウイの日(David Bowie Day)」にする声明文を読み上げたことに由来します。
いかがでしたか?
Wikipedia情報による、1月20日が誕生日である有名人や何かの記念日をヒントにして、きっかけをつくりました。
素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することをセレンディピティ(serendipity)というそうです。サイトをご覧になった方が素敵な偶然に出会えるかは分かりかねますが、行動したら何かが起こるかもしれません。
素敵な一日でありますように!