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11月14日生まれの有名人と今日は何の日?*365日きっかけ誕生日プレゼント*

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11月14日アストリッド・リンドグレーン

11月14日生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます。

今日はどのように過ごしますか?

お誕生日の方、そうでない方も、ワクワクとした日を過ごしたいですよね?

そんなあなたに小さな小さなきっかけをプレゼントします。

 

クロード・モネ 代表作品「睡蓮」「ラ・ジャポネーズ」

近年、絵画やアートの鑑賞も体験が加わったものが多いです。VRという技術のおかげで絵画の世界のなかに自分がいるような感覚さえ味わえるそうです。

クロード・モネの代表作『睡蓮』の世界に入ることができるVR体験など、近い将来、美術館に入る前に「専用のメガネをかけてお進みください」なんてことも普通にあるかもしれません。

 

クロード・モネはどんな人?

1840年11月14日~1926年12月5日 職業:画家
出身:フランス

「光の画家」と呼ばれる、印象派の画家です。

西洋美術

幼い頃から絵は得意だったようですが、パリにでて絵の勉強をしたい言うと父親に猛反対されます。

モネは父親に内緒でカリカチュアで稼いでいたため、授業料の心配はいらないと説得すると、父親は驚き、認めざるを得なかったようです。

16歳でパリにでますが、アカデミック場での学びを嫌い、私塾に入ります。そこで、ピサロ、シスレールノワール、のちに印象派のグループの仲間たちと知り合います。

 

https://pin.it/k4bketwuknlskt

 

金曜ロードショーのタイトルの背景画像でもお馴染み「日傘をさす女性」は、モネの代表作ですよね?(スタジオジブリ『風立ちぬ』でも似たようなシーンがありました)

「日傘をさす女性」や「ラ・ジャポネーズ」など、モネの初期の絵でモデルを務めていたのは、カミーユ・ドンシューという7歳年下の女性でした。

2人の間に長男が誕生するも、父親から結婚を反対されてしまいます。父親はモネが有名な画家になるかもしれないと、援助してくれていた時期もありましたが、この一件を機に仕送りが立たれ、経済的に困窮します。

ですが、家族との時間を描いた作品は、モネにとってとても幸せな時間だったようです。

 

1875年フランスの経済は不安定になります。モネの顧客であり、支援者であった資産家のエルネスト・オシュデが破産し、彼は家族(妻アリスと6人の子供たち)を置いて国外に逃亡してしまったので、モネ宅でオシュデの家族と共同生活が始まります。

カミーユが次男を出産してから体調を崩し亡くなります。亡くなる1ヶ月前に、アリスの勧めもあり、モネとカミーユは教会で結婚式をあげました。

カミーユが亡くなり、幼い子ども2人を抱えていたモネを支えたのがアリスでした。アリスはモネの子どもを自分の子どもと同じように育て、家族のように過ごしていたようです。

40代になっても経済的に不安定でしたが、46歳のときにニューヨークで印象派の展覧会を開催したことがきっかけで、絵が売れるようになり安定した生活が送れるようになりました。

50代で生活にゆとりが生まれ、自宅の庭の池に睡蓮を浮かべ、その様子を描いた代表作の「睡蓮」は200点以上あります。

晩年は視力の低下で悩まされることはあったようですが、86歳で亡くなるまで「睡蓮」の絵を描き続けたようです。

 

11月14日クロード・モネ

 

きっかけ:

睡蓮と蓮の違い、分かりますか?

 

睡蓮(スイレン)と蓮(ハス)の違い

開花時期が同じで、漢字も同じで違いがあまりないです。

スイレン科 スイレン属 水生多年草 葉が割れている
ハス科 ハス属 水生多年草 葉は丸い ※地下茎は蓮根

※スイレンも地下茎が出来ますが、ハスのように食べることは出来ず、ハスの地下茎を食べるのは、日本や中国くらいのようです。美味しいのに…勿体ないですね。

 

https://www.kyounoryouri.jp/search/recipe?keyword=%E3%82%8C%E3%82%93%E3%81%93%E3%82%93

 

仏様は蓮の花の上に座っていますよね?
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という中国の成句がよく知られていますが、ハスの花は宗教の象徴でもあります。

スイレンもギリシャ神話で「現世を忘れ、夢心地になれる実をつける植物」と言われています。宗教や民族は異なっても、極楽浄土のようなイメージをするのは同じで、モネの『睡蓮』が人気なのも、そういうことなのかもしれません。

 

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同時代のフランス出身者 参考

 

同年の1840年生まれの人 参考

 

ウィリアム・スタイグ アニメ映画「シュレック」

ウィリアム・スタイグはどんな人?

1907年11月14日~2003年10月3日
職業:漫画家・イラストレーター・彫刻家・児童文学作家
出身:アメリカ

 

代表作:

  • 『みにくいシュレック』
  • 『ロバのシルベスターとまほうの小石』
  • 『ねずみとくじら』

 

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スタイグ家では芸術を推奨していたため、幼い頃から絵を描いたり、本を読んだりすることが普通だったようです。長男はジャーナリスト兼画家、次男は作家兼サクソフォーン奏者兼画家、弟は作家兼詩人、三男のウィリアムも同じです。漫画家・イラストレーター・彫刻家・児童文学作家と多才です。

 

もともとはスポーツ選手や船乗りを志望していました。父親が世界恐慌で失業し、兄二人は結婚して外に出ていたため、ウィリアムが一家の稼ぎ手とならなければならず、23歳のときにフリーの漫画家として雑誌の仕事を始めました。

60歳を過ぎてから絵本作家に転向し、児童文学の世界で活躍するようになりました。95歳で亡くなるまでのおよそ35年で30作を超える児童書を出版しました。

『みにくいシュレック』は、2001年にドリームワークスでCGアニメーションで映画化され、続編やスピンオフの映画もあります。

 

『ロバのシルベスターとまほうの小石』は、魔法の小石を見つけたロバが、ライオンと遭遇してしまい、驚いて自分が石に変ってしまったというお話です。

 

石がでてくると、必ずと言っていいほど石に変えられてしまう話(石化)が十八番のような気がします。

ギリシア神話に登場する怪物メドゥーサは、髪が毒蛇で、イノシシの歯、青銅の手、黄金の翼を持っていて、光る目を見てしまったものは、恐怖から硬直してしまう=石に変えられてしまうという話が、石化話の元ネタかなと思われます。

石つながりで…

 

11月14日の本日は語呂合わせではいい石の日です。

山梨県石材加工業協同組合が聖徳太子の命日に因み、11月14日を「いい石の日」に制定しました。

聖徳太子に関連して、聖徳太子を職能神として信仰する職種(左官、瓦屋、建具屋、鍛冶屋、石工など)の職人が集まって、太子像を祀り、飲食、会合などを行う日を「太子講」というそうです。会合する日は、旧暦の1月22日または23日です。

 

同年の1907年生まれの人 参考

 

アストリッド・リンドグレーン代表作「長くつ下のピッピ」他

アストリッド・リンドグレーンはどんな人?

1907年11月14日~2002年1月28日 職業:児童文学家
出身:スウェーデン

 

代表作:

  • 『長くつ下のピッピ』シリーズ
  • 『ちいさなロッタちゃん』シリーズ
  • 『やかまし村の子どもたち』シリーズ
  • 『やねの上のカールソン』シリーズ
  • 『山賊のむすめローニャ』

 

2000年に公開された『ロッタちゃんはじめてのおつかい』のポスターのデザインが奈良美智さんだったので、ロッタちゃん=奈良さんが描かれる女の子イメージが強いです。

 

作品の多くは映画化されていますが、1970年代に宮崎駿監督が『長くつ下のピッピ』のアニメ化を企画した際には断れてしまったため、幻のジブリ作品で、絵コンテだけは見ることが出来ます。

 

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2014年に宮崎吾郎監督が『山賊のむすめローニャ』をテレビアニメ化しました。ご覧になった方も多いのではないしょうか。

アストリッド・リンドグレーン記念文学賞は、児童文学作品に与えられる文学賞で日本人では荒井良二さんが2005年に日本人初の受賞者として知られています。

荒井良二さんの代表作:

  • 『きょうはそらにまるいつき』
  • 『ねむりひめ』
  • 『うちゅうたまご』
  • 『チロルくんのりんごの木』
  • 『えほんのこども』

 

11月14日アストリッド・リンドグレーン

 

きっかけ:

子どもの頃、または今、お気に入りの絵本はありますか?

『長くつしたのピッピ』は、娘カーリンのために考えられ、創作された物語です。

 

読みたい&気になる本は下記です。

 

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同時代とも言えないけど…スウェーデン出身 参考

 

ギタリスト ナルシソ・イエペス 代表作「愛のロマンス」

ナルシソ・イエペスはどんな人?

1927年11月14日~1997年5月3日 職業:ギタリスト・作曲家
出身:スペイン

映画『禁じられた遊び』のメインテーマ曲「愛のロマンス」の作曲、演奏者として知られています。

 

禁じられた遊びではありませんが、11月14日はパチンコの日です。

1966年の11月14日、同会(現 全日本遊技事業協同組合連合会)が通産省から正式に認可を受けたことを記念します。
「パチパチ」の語呂合せで8月8日にするという案もあったそうですが、ボーナス期を控え客の増加が見込まれる11月を記念日としたそうです。

 

同年の1927年生まれの人 参考

 

張芸謀 チャン・イーモウ監督の映画代表作

1951年11月14日  職業:映画監督
出身:中国

代表作:

  • 『HERO 英雄』
  • 『単騎、千里を走る。』
  • 『王妃の紋章』
  • 『楊貴妃 Lady Of The Dynasty』

 

同年の1951年生まれの人 参考

 

11月14日 今日は何の日?365日のきっかけ

世界糖尿病デー

国際デーの一つです。インスリンを発見したカナダ人医師、フレデリック・バンティングの誕生日(1891年11月14日~1941年2月21日)に因みます。

インスリンの発見で1923年にノーベル生理医学賞を受賞しています。

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いかがでしたか?

Wikipedia情報による、11月14日が誕生日である有名人や何かの記念日をヒントにして、きっかけをつくりました。

素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することをセレンディピティ(serendipity)というそうです。サイトをご覧になった方が素敵な偶然に出会えるかは分かりかねますが、行動したら何かが起こるかもしれません。

素敵な一日でありますように!

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