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9月24日生まれの有名人と今日は何の日?*365日きっかけ誕生日プレゼント*

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9月24日長新太

9月24日生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます。

今日はどのように過ごしますか?

お誕生日の方、そうでない方も、ワクワクとした日を過ごしたいですよね?

そんなあなたに小さな小さなきっかけをプレゼントします。

 

加山又造 音色になるという意味の色

加山又造はどんな人?

1927年9月24日~2004年4月6日 職業:画家
出身:日本(京都府)

昭和に活躍した画家です。

日本美術

 

父親が京都西陣織の意匠図案家で、幼少の頃から絵を描くことが身近であったようです。

上京し、現:東京芸術大学へと進学し、ラスコー洞窟の壁画、ブリューゲルルソーピカソをはじめとする西欧の様々な画風を貪欲に吸収し、独自に発展させました。敗戦後の日本で西洋絵画が紹介されると、日本画の保守的な表現では世界には通用しないという論調が目立つようになったそうです。

加山又造さんが新しい日本画を求めたとき、参考にしたのは俵屋宗達や尾形光琳の屏風でした。尾形光琳の型による表現は、着物や日本の意匠に通じるものがあり、幼少期から慣れ親しんでいる身近なものなので、相性がよかったのかもしれません。

琳派の様式を組み合わせて新しい絵画を発表します。その上で、自分の絵だと分かる決まった型が、個性だったとおっしゃっています。

 

44歳のときに大病で2度の手術をし、生と死に深く向き合うなかで、自分のなかで未開発の因子があると思い、色を越えた色、水墨の表現をするようになりました。

インタビューのなかで、こうおっしゃっています。

墨の可能性は白や黒のモノクロの世界というだけでなく、次元の違った色の世界、空気が動く、霞が動く、山が静まりかえる、それが音色になる、音色になるという意味の色は、人間が感じるもう一つの色の世界があるように思う。

 

 

9月24日加山又造

きっかけ:

音を色に置き換えてみませんか?

 

水墨画で思い浮かぶのが、雪舟です。雪舟の作品は、日本画では最多の6点が国宝に指定されています。

2017年、所在が分からなくなっていた雪舟の幻の作品が84年ぶりに確認されたそうです。見つかった「倣夏珪山水図 ほうかけいさんすいず」は、中国の有名画家の画風を模した「倣古図(ほうこず)シリーズ」の中の1点で、少なくとも雪舟が12点描いており、そのうちの6点が国の重要文化財に指定されています。今回7点目が見つかったので、残りも見つかる可能性もありますよね?

 

雪舟はどんな人?

室町時代、今から600年前に活躍した絵師です。現在の岡山県総社市で生まれ、子どもの頃に修行した寺には、涙でねずみの絵を描いたというエピソードが今でも残っています。

その後、京都の相国寺で修行し、35歳の頃に山口に移り住みました。50歳を前に中国に渡り、絵を学んだと言われています。帰国後、その経験を生かして独自の水墨画のスタイルを確立し、山口を主な拠点に活躍しました。

 

同年の1927年生まれの人 参考

 

ナンセンス絵本の神様 『長新太の脳内地図

長新太(ちょうしんた)はどんな人?

1927年9月24日〜2005年6月25日 職業:絵本作家
出身:日本(東京都)

 

絵本の分野で「ナンセンの神様」という異名で知られています。ユーモラスな展開と不条理が特徴な作品を数多く手掛けています。

 

代表する作品

  • 『みみずのオッサン』
  • 『人間物語』
  • 『ゴムあたま ポンたろう』
  • 『ちへいせんのみえるところ』
  • 『これが好きなのよ 長新太マンガ集』
  • 長新太の脳内地図

 

本名は鈴木しゅう治さんです。(しゅうの字が旧字なのか変換できませんでした)ペンネームは、漫画家デビューのきっかけとなった東京日日新聞のデスクがつけたそうです。

コンクールの受賞作品がロングスカートをテーマにしていたので「長」、新人なので「新」、太く逞しく願いをこめて「太」、長新太(ちょうしんた)さんが誕生しました。

 

9月24日長新太

 

きっかけ:

最近、クスっと笑ったことは何ですか?

 

ナンセンスは、意味のないもの、バカげたものという意味ですが、ナンセンス絵本や文学となると、意味をなさないことによって成立するユーモアな世界になります。

お腹がよじれるくらい大爆笑するような笑いではなく、特に意味はないけれど、クスっと笑える、ささやかな笑いと言ったら分かりやすいかもしれません。

 

ナンセンスから前衛文学へ転向 筒井康隆の代表作

筒井康隆はどんな人?

1934年9月24日 職業:小説家・劇作家・俳優
出身:日本(大阪府)

活動を始めた初期はナンセンスなSF作品を発表、パロディなど手法を得意とし、笑える作品が特徴、実験的な作品を手掛けている作家です。

 

詩・小説・児童文学・絵本(日本)

 

代表作:

  • 『時をかける少女』
  • 『七瀬ふたたび』
  • 『虚人たち』
  • 『旅のラゴス』
  • 『パプリカ』
  • 『わたしのグランパ』

 

同年の1934年生まれの人 参考

 

セサミストリートなどのマペット制作 ジム・ヘンソン

ジム・ヘンソンはどんな人?

1936年9月24日〜1990年5月16日 職業:人形操演師
出身:アメリカ

カーミット、ミス・ピギー、セサミストリートのキャラクターなどのマペット制作をした人物として知られています。

高校生のときに地元のテレビ局でアルバイトをし、人形劇の仕事を始めました。大学ではスタジオアートの勉強をしますが、自作の人形劇の仕事も続けていたので、次第に地元で知られるようになりました。テレビ局のオーディションに合格し、奥様向け番組の人形劇コーナーを担当し、番組がエミー賞を受賞したことで、一般的に知られるようになったようです。

この時代に、マリオネットとパペットを組み合わせた造語、「マペット」と言う言葉が誕生し、使われるようになりました。

 

きっかけ:

子供の頃、大好きだったぬいぐるみは手元にまだありますか?

 

 

ペドロ・アルモドバル監督のおすすめ映画作品

ペドロ・アルモドバルはどんな人?

1951年9月24日 職業:映画監督
出身:スペイン

 

代表する作品:

  • 『人生スイッチ』
  • 『アイム・ソー・エキサイテッド!』
  • 『私が、生きる肌』
  • 『トーク・トゥ・ハー』
  • 『オール・アバウト・マイ・マザー』

 

両親からは司祭になることを期待され、寄宿学校に入学しますが、学校の近くに映画館があり、そこで初めて映画に触れたことが、映画監督になる夢を抱いたきっかけでした。「司祭から教えてもらったものよりもはるかに真の教育だった」とおっしゃっています。

両親の希望に反して映画監督になるために、国営電話会社に12年間勤務し、午後3時には仕事が終わるので、残りの時間を音楽・絵画・映像などの芸術活動するための時間として使っていたそうです。

22歳のときに8mmカメラを購入し、翌年、初の短編映画を制作します。その6年後の28歳のときに自主制作した長編映画が4年にわたって深夜上映されたことが人気を博し、資金繰りに悩んで制作した映画は、予算の7倍の興行収入を得たそうです。

 

きっかけ:

一番好きな映画や影響があった映画は何ですか?

 

9月24日 今日は何の日?365日のきっかけ

清掃の日

971年の9月24日、廃棄物の処理及び清掃に関する法律が施行されたことに由来し、1日から10月1日までの1週間を環境衛生週間としているそうです。

それに関連して、畳の日でもあります。全国畳産業振興会が「清掃の日」にちなんで制定しました。畳の日は1年に2度あり、「みどりの日」であった4月29日も記念日です。

 

 

いかがでしたか?

Wikipedia情報による、9月24日が誕生日である有名人や何かの記念日をヒントにして、きっかけをつくりました。

素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することをセレンディピティ(serendipity)というそうです。サイトをご覧になった方が素敵な偶然に出会えるかは分かりかねますが、行動したら何かが起こるかもしれません。

素敵な一日でありますように!

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