11月20日生まれの有名人と今日は何の日？＊365日きっかけ誕生日プレゼント＊

11月20日生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます。

今日はどのように過ごしますか？

お誕生日の方、そうでない方も、ワクワクとした日を過ごしたいですよね？

そんなあなたに小さな小さなきっかけをプレゼントします。

ラーゲルレーヴ作『ニルスのふしぎな旅』は幻のアニメ！？

『機動警察パトレイバー』『イノセンス』などの作品で知られている押井守監督の初期の作品で、劇場未公開だった『劇場版ニルスのふしぎな旅』が、2015年1月に公開されました。

『ニルスのふしぎな旅』はスウェーデンの作家、セルマ・ラーゲルレーヴの小説を原案に作られたアニメで、1980年からNHKで放送された同テレビアニメシリーズをもとに1983年に製作されていたにもかかわらず、30年以上未公開、お蔵入りしていた幻の作品です。

セルマ・ラーゲルレーヴはどんな人？

1858年11月20日～1940年3月16日　職業：作家
出身：スウェーデン

詩・小説・児童文学・絵本（海外編）

女性で初、スウェーデン人初、1909年にノーベル文学賞を受賞しました。

2015年まで使われていた、20スウェーデン・クローナ紙幣の肖像に描かれていました。現在は、「長くつ下のピッピ」の著者、アストリッド・リンドグレーンです。

代表作：

『ニルスのふしぎな旅』
『聖なる夜』
『まぼろしの町』世界傑作童話シリーズ
『キリスト教伝説』
『エルサレム』

著書『ニルスのふしぎな旅』は、もともと学校の地理の教材用として書かれた作品だったようです。

ガン（ガチョウ）の刷り込みを発見した動物行動学者のコンラート・ローレンツがガチョウに興味を持ったきっかけは、幼少期に読んだ『ニルスのふしぎな旅』だったそうです。

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セルマは生まれつき腰に障害があり、両足が不自由（後年には回復）だったので、自宅で過ごすことが多く、文学好きな父、昔話に詳しい祖母の影響で、文学が好きな少女となり、10歳のときには作家になることを決意したと伝えられています。

自分で身をたてるために、父親から反対を押し切って、教師になるために師範学校に入学します。教師になってすぐに執筆活動を始め、日中は教師、空いている時間を利用して処女作を書きあげました。またセルマは、スウェーデンの女性の解放運動でも活躍しました。

きっかけ：

体が小さくなったら（10cmくらい）何をしたいですか？

同時代のノルウェーとスウェーデン出身者参考

↓ノルウェー
劇作家　ヘンリップ・イプセン　1828-1906
作曲家　グリーグ　1843-1907
画家　テオドール・キッテルセン　1857-1914
画家　ムンク　1863-1944
探検家　ロアール・アムンセン　1872-1928
↓スウェーデン
発明家　アルフレッド・ノーベル　1833-1896
画家　カール・ラーション　1853-1919
作家　セルマ・ラーゲルレーヴ　1858-1940
作曲家　ヒューゴ・アルヴェーン　1872-1960

同年の1858年生まれの人　参考

作家　セルマ・ラーゲルレーヴ　1858-1940　スウェーデン
作曲家　ジャコモ・プッチーニ　1858-1924　伊

作家　ナディン・ゴーディマー

1923年11月20日～2014年7月13日　職業：作家

1991年68歳のときにアフリカ人で2人目となるノーベル文学賞を受賞した作家です。南アフリカのアパルトヘイト（人種隔離）を告発する作品を多く発表しています。

創作活動は9歳の頃からで、本格的に作家活動を始めたのは、16歳のときには雑誌に掲載されたことがきっかけだったようです。

「プリントの王子！？」の異名をもつ政治家でデザイナー

エミリオ・プッチはどんな人？

1914年11月20日～1992年11月29日　職業：ファッションデザイナー・政治家
出身：イタリア

政治家として活動しながら、同時にファッションデザイナーとしても活躍していた人です。

ミラノ大学を卒業後、アメリカに留学し社会学を学び、帰国後、フィレンツェの大学で政治学の博士号を取得しています。

第二次世界大戦時にはイタリア空軍に所属し、戦後は政治家になりイタリア議会に10年間在籍しています。

33歳のときに、高校時代にデザインしたスキーウェアが雑誌に掲載され、予想外に人気を得て、女性用の冬用の服のデザインを依頼されたことがきっかけで、ファッションデザインなどを手掛けるようになります。

きっかけ：

面白い組み合わせの兼業をしている人を探してみませんか？

兼業や副業がすごく話題になっていますが、昔から普通にあって、それは特に珍しいことでもないような扱いだったのかなと思いました。

市川崑監督の東京オリンピックの映像は記録か？芸術作品か？

1915年11月20日～2008年2月13日　職業：映画監督・アニメーター
出身：日本（三重県）

代表作：

『東京オリンピック』
『ビルマの竪琴』
『犬神家の一族』
『細雪』

画家になることを夢みていましたが、経済的な理由で諦めます。映画を見たことがきっかけでディズニーアニメ映画に憧れ、トーキー漫画部に入社し、アニメの下書きからアニメーターになります。

漫画部の閉鎖に伴い、映画の監督に転じ、娯楽映画から実験的映画、テレビ時代劇ドラマまでを幅広く手がけました。昭和の日本映画黄金期から21世紀初頭まで、第一線で映画制作に取り組んだ監督の一人です。

1965年の東京オリンピックの際に総監督をして製作された『東京オリンピック』は、従来の記録映画とは異なり、芸術性の高い作品でした。しかし、記録性には欠けると批判したオリンピック担当の大臣がいたことから、オリンピックの映像は、記録映像または作品として見るもの、どちらがいいのかという大論争が起こったそうです。