1月31日生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます。
今日はどのように過ごしますか?
お誕生日の方、そうでない方も、ワクワクとした日を過ごしたいですよね?
そんなあなたに小さな小さなきっかけをプレゼントします。
パラシュートで脱出!発明家アンドレ・ジャック・ガルヌラン
アンドレ・ジャック・ガルヌランはどんな人?
1769年1月31日 ~1823年8月13日 職業:現代的なパラシュートの発明者
出身:フランス
ルイ・セバスティアン・ルノルマン(1757年5月25日~1837年12月)が初期のパラシュートの発明者の一人として知られており、「パラシュート」という言葉を作った人と言われています。
paraは接頭辞で反対という意味、フランス語のchute(落下)という単語を組み合わせて、パラシュートとしたようです。
ルノマンが発明しようとした理由は、火事で建物が燃えるなかでも安全に脱出できる方法として発明しました。
ルノマンが発明したものは実用的なものではなく、現代にも通じるようなパラシュートを発明したのは、アンドレ・ジャック・ガルヌランと言われています。
パラシュートのアイデアが生まれたのは、ガルヌランが、ナポレオン戦争の際にイギリス軍に捕まり、オーストリア軍に引き渡され、3年間捕虜生活を送っていたときに、脱走する方法として妄想していたのがきっかけだったようです。どちらも開発のきっかけは、脱出するためだったんですね。
きっかけ:
非常時の脱出ルートを確認してみませんか?
1790年に熱気球を製作し、1797年10月22日に高度約2,400メートルから布製の傘のようなもので飛び降りたことに由来し、10月22日がパラシュートの日です。
同時代の人 参考
- 詩人 ロバート・バーンズ 1759-1796 スコットランド
- 絵師 葛飾北斎 1760-1849
- 絵師 酒井抱一 1761-1828
- 化学者 チャールズ・マッキントッシュ 1766-1843 スコットランド
- 政治家 ナポレオン・ボナパルト 1769-1821 仏
- パラシュート発明 アンドレ・ジャック・ガルヌラン 1769-1823 仏 →ココ
- 作曲家 ベートーヴェン 1770-1827 独
「気球家」そういう職業があった!チャールズ・グリーン
1785年1月31日~1870年3月26日 職業:気球家
出身:イギリス
高価な水素ガスの代わりに石炭ガスを利用した気球を考案しました。
果物屋の息子として生まれ実家を継いでいますが、ジョージ4世の即位式記念飛行(在位 1820年1月29日~1830年6月26日)を、政府から命を受けます。(何故、果物屋さんに依頼があったのかが不明な上に、いつから気球を研究をしていたのかも不明)
初の飛行をしたのが1821年36歳、年間200回の飛行を行い、職業として気球乗りとして活躍します。引退するまでの1852年までに、500回以上の飛行をしたようです。
熱気球を発明し世界で初の有人飛行を行った、モンゴルフィエ兄弟が実験を行ったのが1770年代後半から1780年代前半なので、この時代は飛ぶのが流行っていたようです。
同級生に恵まれたフランツ・シューベルトの生涯
フランツ・シューベルトはどんな人?
1797年1月31日~1828年11月19日 職業:作曲家
出身:オーストリア
「歌曲の王」と称されています。代表曲の『アヴェ・マリア』は、三大アヴェマリアの1つとして知られています。
他のアヴェ・マリア
- グノー/バッハの『アヴェ・マリア』
シャルル・グノーがヨハン・ゼバスティアン・バッハの『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』の「前奏曲 第1番 ハ長調」を伴奏に完成させました
- カッチーニの『アヴェ・マリア』
代表曲:
- 『野ばら』
- 『ます Op.32 D.550』
- 『魔王』
- 『軍隊行進曲』
- 『楽興の時 ヘ短調 Op.94-3 D.780』
- 『子守歌Op.98-2 D.498』
- 『ピアノソナタ 第16番 イ短調 D.845 第1楽章』
- 『交響曲第8番 ロ短調 D.759 「未完成」』
同時代の音楽家で年齢が近いのは、
- 5歳年上の ロッシーニ 1792-1868 イタリア
- シューベルト 1797-1828 オーストリア
- 6歳年下の ベルリオーズ 1803-1869 フランス
- 7歳年下の ヨハン・シュトラウス一世 1804-1849 オーストリア です。
14人兄弟の12番目の子として生を受けます。父親は教師でアマチュアの音楽家であったため、幼少の頃から音楽の手ほどきを受けますが、幼少期から才能を発揮したため、父親は教会の聖歌隊に入れます。そこで楽器に触れ、音楽の才能を伸ばしていきます。
11歳のときに神学校の奨学金を得ます。宮廷礼拝堂コーラス隊養成のための特別教室をもっていたことから、アントニオ・サリエリの指導下にありました。
この頃から作曲を始め、五線譜が買えないシューベルトのために、同級生は小遣いを出し合って、シューベルトにあげていたという話もあります。
16歳 変声期のため、合唱団での役割を果たせなくなったため、神学校を離れます。兵役を避けるために、父親が勤めていた学校の教師として2年間働きました。
同時期にサリエリから個人指導を受け、沢山の作曲をしますが、サリエリからは、ハイドンやモーツァルトの真似に過ぎないと批判されていました。
19歳 神学校時代の友人が支援を申し出てくれたため、教師をやめます。神学校時代の同級生たちが、住まいや食料などを支援してくれたので、特に収入がなくても困らなかったようです。
レストランで食べた料理がもとで腸チフスにかかった、梅毒の治療のために投薬した水銀による中毒、死因はよく分かっていませんが、生涯独身で31歳で亡くなりました。
生涯におよそ600の歌曲を残し、「歌曲王」として知られていますが、目立つことが苦手な控えめな性格で、若い頃は作曲家として芽がでず無名でした。
通常作品番号はop.と記述されますが、シューベルトの作品はD××(××は番号です)と入っています。このDはドイチュ番号と呼ばれています。シューベルトは未完成の作品と出版された作品番号op.を分けていたようですが、出版されたのは170作品程度なのでDという表記が多いです。
きっかけ:
助けてくれた人に 「ありがとう」を伝えてみませんか?
同時代のオーストリア出身者参考
- 王妃 マリー・アントワネット 1755-1793 オーストリア→仏
- 作曲家 モーツァルト 1756-1791 オーストリア
- 作曲家 フランツ・シューベルト 1797-1828
- 作曲家 ヨハン・シュトラウス一世 1804-1849
- 作曲家 (リスト) 1811-1886 (オーストリア領ハンガリー)
- 菓子職人 フランツ・ザッハー 1816-1907
- 作曲家 フランツ・フォン・スッペ 1819-1985
- 作曲家 アントン・ブルックナー 1824-1896
- 作曲家 ヨハン・シュトラウス二世 1825-1899
- 皇后 エリーザベト 1837-1898 (生まれはドイツ)
同時代の人 参考
- 作曲家 ヘンリー・ローリー・ビショップ 1786-1855 英
- 発明家 ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール 1787-1851 仏
- 医師 シーボルト 1796-1866 独
- 作曲家 フランツ・シューベルト 1797-1828
- 詩人 ハインリヒ・ハイネ 1797-1856 ノルウェー
- 絵師 歌川国芳 1798-1861
大江健三郎の著書 代表作
1935年1月31日~2023年3月3日 職業:小説家
出身:日本(愛媛県)
1994年にノーベル文学賞を受賞しました。
代表作:
- 『個人的な体験』
- 『万延元年のフットボール』
- 『芽むしり仔撃ち』
- 『人生の親戚』
- 『「自分の木」の下で』
同年の1935年生まれの人 参考
- 絵本作家 角野栄子 1935
- ミュージシャン エルヴィス・プレスリー 1935-1977 アメリカ
- 小説家 大江健三郎 1935-2023
- 建築家 ノーマン・フォスター 1935 イギリス
- 美術家 クリスト 1935-2020 ブルガリア
- 小説家 フランソワーズ・サガン 1935-2004
- 指揮者 小澤征爾 1935
- 漫画家 赤塚不二夫 1935-2008
- 児童文学作家 中川李枝子 1935
- 俳優 ジュリー・アンドリュース 1935
- オペラ歌手 ルチアーノ・パヴァロッティ 1935-2007 イタリア
- 演出家 蜷川幸雄 1935-2016
- 映画監督 高畑勲 1935-2018
- 俳優 アラン・ドロン 1935
- 映画監督 ウディ・アレン 1935
- 認知科学者 ドナルド・ノーマン 1935
1月31日 今日は何の日?365日のきっかけ
生命保険の日
1882年1月31日、日本初の生命保険金支払いが行われたことにちなみ、生命保険のトップセールスマンの集まりであるMDRT日本会が制定しました。生命保険協会が定めた生命保険の日は、11月1日です。
愛妻の日
1月の1を「I あい」に見立て、語呂合わせで、3(さ)1(い)で、日本愛妻家協会が2006年に制定しました。
いかがでしたか?
Wikipedia情報による、1月31日が誕生日である有名人や何かの記念日をヒントにして、きっかけをつくりました。
素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することをセレンディピティ(serendipity)というそうです。サイトをご覧になった方が素敵な偶然に出会えるかは分かりかねますが、行動したら何かが起こるかもしれません。
素敵な一日でありますように!