きっかけ作家

誕生日

9月29日生まれの有名人と今日は何の日?*365日きっかけ誕生日プレゼント*

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
9月29日ミハイ・チクセントミハイ

9月29日生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます。

今日はどのように過ごしますか?

お誕生日の方、そうでない方も、ワクワクとした日を過ごしたいですよね?

そんなあなたに小さな小さなきっかけをプレゼントします。

 

ミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画

1912年9月29日~2007年7月30日 職業:映画監督
出身:イタリア

代表作:

  • 『情事』
  • 『太陽はひとりぼっち』
  • 『欲望』

 

ロバート・ベントン監督の映画

1932年9月29日 職業:映画監督・脚本家・映画プロデューサー
出身:アメリカ

代表作:

  • 『クレイマー、クレイマー』
  • 『プレイス・イン・ザ・ハート』

 

ミハイ・チクセントミハイがTEDで語る 創造性とフロー

ミハイ・チクセントミハイはどんな人?

1934年9月29日 職業:心理学者
出身:ハンガリー

1970年代にフローの概念を提唱した心理学者です。

 

心理学に興味を持ったきっかけ

幼少の頃に第二次世界大戦の悲劇を目の当たりにして、「何が人生を生きるに値するのか」ということに興味をもち、10代で哲学書を読み、芸術や信仰に触れ、その問いへの答えを探し求めようとしました。

当時、住んでいたスイスはスキーのリゾート地でしたが、遊ぶお金もなかったので、チューリッヒで「空飛ぶ円盤」について講演会をするという記事を見て、無料なら「空飛ぶ円盤」の話を聞いてみようと講演会に行きました。

古代ヒンズー教の曼荼羅にあたるものを空に映し出すことで、秩序を取り戻そうとする試みだと語ったその人は、心理学者カール・グスタフ・ユングでした。講演会がきっかけとなり、心理学に興味をもち、アメリカに渡って学ぶことを決めたそうです。

 

幸せって何だろう?

アメリカで心理学を学び、「幸せの根本は何か?」を理解しようする実験を行い、そこから分かったことは、基本的な物質、財産が不足すると不幸に結びつきますが、反対に物質が増えても幸福は増えないということです。

そして、人はどんなときに幸福を感じるのか?研究を行いました。そこで、着目したのが創造的な仕事をしている芸術家や科学者などです。彼らは、何に費やすのが価値に値すると考えているのか?インタビューを行い、何が起きているのか?突き止めようとした結果、「忘我または無我の状態」が共通してあることが分かりました。

この状態をフローと呼び、行動することを歓び、継続することで満足感を得ている人々はフロー状態のなかで仕事や活動ができているのではないかと仮説をたてました。そして、それが幸福感と関係があるのでは?と提唱したのが、チクセントミハイです。

 

フロー状態は自分で作れる!

フロー状態になるには、7つのポイントがあります。全部の項目を満たしていないというわけではないようです。スピーチで言っていた内容も4つくらいで飛び、Web上で紹介されている内容もサイトによって異なり、どれが正しいのか分かりかねますが、表現は異なっても大差はないです。

  1. 明確な目的があり、何をすればいいのか理解している
  2. 高度な集中
  3. 時間感覚のゆがみ(集中すると時間の感覚を忘れる)
  4. フィードバックが得られる(成功と失敗が明確)
  5. 能力の水準と難易度とのバランス(難易度を自分で調整)
  6. 状況や活動を自分で制御しているような感覚(その場を支配している)
  7. 活動そのものに価値があると見出しているため、苦にならない

 

9月28日ミハイ・チクセントミハイ

 

きっかけ:

瞑想をしてみませんか?

無我の状態に似通うのが、近年よく聞かれるマインドフルネスです。

意図的に考えない時間をつくり、瞑想を10~20分くらい行い、呼吸に集中することで、(=1点に集中する時間をつくることで)、脳を休ませるというものです。このときの脳の働きと浅い眠りのときの脳の動き(シータ波のでかた)が似ているそうです。

浅い眠りのときに夢をみると一般的に言われていますが、記憶ではすごく忙しいのに脳はリラックスした状態というのが、納得できないところはあります。

 

 

同年の1934年生まれの人 参考

 

茂田井武の外国感が漂うイラストは今見ても新鮮

1908年9月29日〜1956年11月2日 職業:挿絵画家
出身:日本(東京都)

絵本『セロひきのゴーシュ』(福音館書店)などで知られる茂田井武さんは、20代の頃に渡仏し、パリの日本人会で働きながら独学で絵を描きつづけました。帰国後はさまざまな職に就いたのち、成人向けの雑誌「新青年」で挿絵を描きました。

 

http://www.y-poche.com/motai/

 

[amazon asin=”4834000567″ kw=”セロひきのゴーシュ (福音館創作童話シリーズ)”]

 

作家 中川李枝子 絵本『ぐりとぐら』は保育園で誕生

1935年9月29日 職業:児童文学作家
出身:日本(北海道)

妹で画家・イラストレーターの山脇百合子さん(旧姓・大村)と組み、代表作に『ぐりとぐら』『そらいろのたね』『おひさまはらっぱ』などを発表しました。

保母としてフルタイムで働きながら、子育てをし、夜に執筆活動を行い代表作、『いやいやえん』を書きました。中川李枝子さんについて知りたい方ははこちらがオススメです。

読むと、すごいなぁ…同じ状況だったら出来ないと落ち込む気持ちもありますが、誰かと比べて自分はダメだと落ち込まなくていいようです。

また、作詞家としても1988年公開のアニメ映画『となりのトトロ』のオープニングテーマ『さんぽ』 や『まいご』等数曲のイメージソングの作詞を手掛けていらっしゃいます。

 

[amazon asin=”4834000109″ kw=”いやいやえん (福音館創作童話シリーズ)”]

 

きっかけ:

幼少の頃にやったイタズラで、これは悪かったと思うものはありますか?

 

同年の1935年生まれ 参考

 

9月29日 今日は何の日?365日のきっかけ

招き猫の日

語呂合わせで、9(くる)2(ふ)9(く)「来る福」で、招き猫が福を招くといわれていることから、日本招猫倶楽部が制定しました。

招き猫は誰がつくったのかは諸説あり、どれが正しいのか分からないのでここでは割愛しますが、古来より猫は家畜を守ったり、ネズミを追い払って疫病から人を守ったりする有難い生き物でした。

昔話では、猫よりもネズミの方が印象があって、『ネズミの嫁入り』『ねずみ浄土』『ねずみすもう』など、ネズミの存在はいい感じに描かれています。反対に猫がつくタイトルの昔話は思い浮かばないですが、多分あります。

猫を飼っているお家は少なかったので、猫の代わりに招き猫を置いたという説です。

招き猫というと、イメージする置物があると思いますが、姿カタチは様々で、「この猫、招いているようには見えない…」という猫も招き猫として売られています。

一つ目安になるのは、左手をあげている猫は、千客万来・縁結びが招き、右手をあげている猫は、金運や幸福を招くと言われています。因みに両手をあげている猫は、千客万来と金運の両方を招くそうです。

 

洋菓子の日

フランスでは大天使ミカエルが菓子職人の守護聖人となっており、その祝日が9月29日であることから、三重県洋菓子協会が2002年に制定しました。

この話で思いついたのは、シリアル(cereal)です。

ローマ神話に登場するケレス(Ceres)は農業を司る女神です。女神ケレスが、人間に農業を教えたと言われています。綴りが似ていると思った方、ご名答です。ケレスCaresが、シリアル(cereal)穀物です。穀物の語源は、核を意味する印欧語(ker)です。これに派生するのが、heart心臓、core芯、cereal穀物、crescent三日月、croissantクロワッサン、create創造です。

ミカエル=洋菓子には結びつかないですが…

おにぎりが心臓のカタチと言われる説もありますから、話す言葉は違えど、感覚的なものは似ていると思うことが多いです。朝、ご飯やパン、シリアルを食べられる方は、これを思い出すと、作った人の鼓動を感じられるかもしれません。

 

接着の日

語呂合わせで、9(くっ)2(つ)9(く)と読めることから、日本接着剤工業会が2010年に制定しました。

この接着剤は、ノリとか瞬間接着剤ですが、人間の体内で使われる接着剤もあります。

千切れた臓器や生きた組織をくっつける新たな接着剤が開発されました。2017年春、岡山大学が発表した「夢の生体接着剤」は骨や歯の主成分で、医用品や歯磨き剤、健康食品などに使われている「ハイドロキシアパタイト(HAp)」に着目して作られたそうです。この研究は他のことにも応用出来るのではないかと注目されています。

 

 

いかがでしたか?

Wikipedia情報による、9月29日が誕生日である有名人や何かの記念日をヒントにして、きっかけをつくりました。

素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することをセレンディピティ(serendipity)というそうです。サイトをご覧になった方が素敵な偶然に出会えるかは分かりかねますが、行動したら何かが起こるかもしれません。

素敵な一日でありますように!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加