12月2日生まれの有名人と今日は何の日？＊365日きっかけ誕生日プレゼント＊

12月2日生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます。

今日はどのように過ごしますか？

お誕生日の方、そうでない方も、ワクワクとした日を過ごしたいですよね？

そんなあなたに小さな小さなきっかけをプレゼントします。

19世紀のイラストレーターエドゥアール・リウー

1833年12月2日～1900年1月21日　職業：イラストレーター・画家
出身：フランス

ジュール・ヴェルヌの小説（『月世界へ行く』『地底旅行』『80日間世界一周』など）のイラストを描いた人です。

生涯で数万のイラストを描いたと伝えられています。

https://pin.it/qj7htbpavv3ekz

同時代のフランス出身者参考

王妃　マリー・アントワネット　1755-1793
政治家　ナポレオン・ボナパルト　1769-1821
小説家　アレクサンドル・デゥマ　1802-1870
小説家　ヴィクトル・ユーゴー　1802-1885
画家　ミレー　1814-1875
作曲家　グノー　1818-1893
画家　クールベ　1819-1877
小説家　ジュール・ヴェルヌ 1828-1905
技師　ギュスターヴ・エッフェル　1832-1923
画家　ドガ　1834-1917　他印象派
作曲家　サン・サーンス　1835-1921
作曲家　ビゼー　1838-1875
画家　セザンヌ　1839-1906　他ポスト印象派
彫刻家　ロダン　1840-1917
詩人　マラルメ　1842-1898

同年の1833年生まれの人参考

画家　フィリップ・ハモジェニーズ・コールドロン　1833-1898 英
作曲家　ヨハネス・ブラームス　1833-1897 独
画家　レオン・ボナ　1833-1922 仏
美術家　エドワード・バーン・ジョーンズ　1833-1898 　英
化学者　アルフレッド・ノーベル　1833-1896 スウェーデン
イラストレーター　エドゥアール・リウー　1833-1900 　仏

点々のスーラの作品未完『サーカス』

GoogleがモバイルVRグラフィックを数千倍に引き上げるソフトウェア技術を2017年春に発表しました。その名も「スーラ」、点描の巨匠ジョルジュ・スーラに因んだ名前です。

ジョルジュ・スーラはどんな人？

1859年12月2日～1891年3月29日　職業：画家
出身：フランス

新印象派の画家で、点描技法が特徴です。

西洋美術

日本美術

代表作：

『グランド・ジャット島の日曜日の午後』
『アニエールの水浴』
『ポーズする女』
『エッフェル塔』
『シャユ踊り』
『サーカスの客寄せ』
『サーカス』は未完です。

パリの国立美術学校に入学しますが、兵役のため1年ほどで中断します。初期は、素描をひたすら描いていました。24歳のときに素描がサロンで入選します。そしてその年に、部分的に点描の技法が見られる『アニエールの水浴』を手掛け、同じ年に代表作である『グランド・ジャット島の日曜日の午後』を手掛けています。

スーラが活躍した時代は、光を表現しようとした印象派が主流でしたが、スーラは、光学的理論を勉強し、点を重ねていくと、人の目の中で色が混ざるという「視覚混合」の理論を実践し、ひたすら点を積み重ねて絵を描きました。色を塗るのではなく、点で埋め尽くすので時間がかかり、現存する点描の作品は数点です。『サーカス』は未完成です。

https://pin.it/hmxa7xejhjfeaf

『グランド・ジャット島の日曜日の午後』を印象派展（最後の印象派の展覧会）に出品したところ、話題になり、作品を見た評論家によって、「新印象派」というジャンルがつけられました。また展覧会でスーラの作品を見て影響を受けた、ポール・シニャック（1863-1935）も、点描画で描くようになります。シニャックはスーラよりも点が長めのものもあります。スーラの死後、点描＝新印象派が知られるようになったのは、シニャックの功績が大きいと言われています。

同時代に活躍したフィンセント・ファン・ゴッホはスーラと面識は一度、シニャックとは交流がありました。ゴッホは、ポスト印象派を代表する画家ですが、新印象派の点描を長くしたような独特なタッチが知られています。

30歳のときにつきあっていた女性との間に子供が出来ますが、スーラは秘密主義で、自分の親にも周りの友人にも自分のことを話さなかったため、母親はスーラが31歳で亡くなるまで、孫がいることを知らなかったようです。