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誕生日

4月25日生まれの有名人と今日は何の日?*365日きっかけ誕生日プレゼント*

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4月25日坂東玉三郎

4月25日生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます。

今日はどのように過ごしますか?

お誕生日の方、そうでない方も、ワクワクとした日を過ごしたいですよね?

そんなあなたに小さな小さなきっかけをプレゼントします。

 

落書きに見えるサイ・トゥオンブリーの作品

現代アートのなかには、これアートなの?というものに何十億という価値がつくことがあります。アーティストが「これはアート作品です」と宣言した時点で作品になる、マジックのような、錬金術のように感じることもあります。

サイ・トゥオンブリーの作品で、文房具売り場でペンの試し書きのようなクルクル、またはeとlの筆記体の連続性、または幼少期の子どもの落書き、人によって何に見えるかは異なると思いますが、作品が74億円で落札されました。

作品の価値=落札された値段という考えもありますが、価値の判断は個人の自由です。

 

サイ・トゥオンブリーはどんな人?

1928年4月25日~2011年7月5日 職業:画家・彫刻家
出身:アメリカ

 

サイ・トゥオンブリーが活躍した時代は、ジャクソン・ポロックウィレム・デ・クーニングなどの抽象表現主義や、アンディ・ウォーホルリキテンスタインなどのポップアートなど、様々な流派がありました。そのなかで近いのは抽象表現ですが、他のアーティストとは一線を画しています。画材は絵具だけではなく、鉛筆やチョーク、クレヨンなどを使っています。

 

同時代の画家・芸術家

西洋美術

 

父親が野球選手で、敬愛していた?プロ野球選手の「サイ・ヤング」に因み、ニックネームとして「サイ」と呼ばれていたそうです。「サイ・ヤング」の「サイ」はサイクロンの略で、球が速すぎてサイクロン(暴風)を巻き起こすという意味なので、サイ・トゥオンブリーは、本名ではないかもしれません。

幼少期から作ることに興味があり、12歳の頃からアートレッスンを受けていました。高校を卒業後、複数の学校で美術他を学び、23歳のときに初の個展を開いています。初期の作品は、廃棄物を使った彫刻が多かったようですが、31歳以降は、彫刻は一切やらなかったようです。

 

24歳のときに友人と一緒にフランスやイタリア、北アフリカを旅し、29歳でローマに移住しています。アメリカで生まれましたが、活動拠点がイタリアだったというのも、興味深いです。

26歳のときには、暗号理論家として軍隊で働いていたこともあります。それ以降、作品のスタイルが出来上がっていったと言われているので、落書きに見えるものも暗号なのかもしれません。

 

https://pin.it/au5lga5jhsgfno

 

絵画の題材として使われていたのは、ステファヌ・マラルメライナー・アリア・リルケの詩、ギリシャ神話や寓話のなどに登場する人物名など、言葉を言語以外のもので視覚化しようしていたようです。たまに、アルファベットや記号のように見えるようなものもあります。

 

同年の1928年生まれの人 参考

 

アル・パチーノ出演の映画作品

1940年4月25日  職業:俳優・映画監督・脚本家
出身:アメリカ

代表作:

  • 『Dearダニー 君へのうた』
  • 『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』
  • 『ゴッドファーザー』シリーズ

 

同年の1940年生まれの人 参考

 

人間国宝 五代目 坂東玉三郎が考える演技

1950年4月25日 職業:歌舞伎役者
出身:日本(東京都)

歌舞伎の女形として知られています。

都内の料亭の5男として生まれ、幼少期から体が弱く、小児麻痺を患ってしまい、その後遺症のリハビリの一環として、歌舞伎役者から舞踊を習い始めたのがきっかけでした。5歳のときに歌舞伎に連れて行ってもらい、女形を見たときの衝撃はすごかったそうです。14歳で歌舞伎俳優の養子となります。

173cmの長身は女形としては高すぎると言われ、小さくなるように師匠に言われたそうですが、年とともに身長が縮むことがあっても、成長期にそれは無理な話ですよね?

歴代の背の高い女形の研究をし、腰を曲げ、膝を折ることで小さく見せる技は、身体に負荷がかかるため、舞台を演じた後は自宅にすぐに帰り、ストレッチをして明日に備える、そういう生活を50年以上、続けていらっしゃいます。翌日に仕事がこなせるように、のどを万全に整えるために、電話も控えるという、役者として徹底された生活です。

 

20歳で主役に抜擢され、 4年ほど全く休まず働き続けた結果、うつ病にかかってしまいます。踊れなくなったら、自分はどうなるんだろう?舞台に立てない自分は自分なのか?悩み、考えたのが「遠くを見ない、明日だけを見る」だったそうです。

坂東玉三郎さんのWebサイト、是非読んでみてください。「私の考え」というカテゴリに入っている4つの記事が興味深かったです。

 

演技というのは、基本的に人間の感情を再構築することだと私は考えています。では、どういう過程を辿れば、感情は再構築されていくか。

それにはまず、人はどういう風に感情を表に出していくのかを考えていけばいいと思います。感情を表に出す。それは結局「反応」ということになるのですが、そういう「反応」をするのには、必ずきっかけがあるわけです。

そして何かきっかけがあって、人はその出来事をまず「感受」します。やがてそれが自分の頭脳に、いわゆる感情として「浸透」していき、その結果「反応」が生まれてくるわけです。これは生理的に行われるものなのですが、それを意識的に作っていくというのが演技なのです。

したがって、演技をする、つまり感情をリメイクしていくというためには、「感受」、「浸透」、「反応」の3つの過程が必要だということになります。

引用https://www.tamasaburo-bando.com/

 

4月25日 坂東玉三郎

 

きっかけ:

明日の準備をしてから休みませんか?

 

同年の1950年生まれの人 参考

 

レネー・ゼルウィガー出演の映画

1969年4月25日 職業:俳優
出身:アメリカ

代表作:

  • 『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ
  • 『ミス・ポター』
  • 『シンデレラマン』
  • 『コールド マウンテン』
  • 『シカゴ』
  • 『ベティ・サイズモア』

 

同年の1969年生まれの人 参考

  • ミュージシャン hyde (L’Arc〜en〜Ciel)
  • アナウンサー 有働由美子
  • 俳優 田辺誠一
  • 歌手 森高千里
  • 漫画家 二ノ宮和子
  • ミュージシャン HIRO (EXILEのリーダー)
  • 俳優 レニー・ゼルウィガー
  • ミュージシャン 槇原敬之
  • フィギュアスケート選手 伊藤みどり
  • 俳優 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
  • ミュージシャン 大黒摩季

 

4月25日 今日は何の日?365日のきっかけ

DNAの日

1953年4月25日発行の『ネイチャー』誌にフランシス・クリックとジェームズ・ワトソンのDNAの二重らせん構造を発表する論文が掲載されたことに因みます。

 

いかがでしたか?

Wikipedia情報による、4月25日が誕生日である有名人や何かの記念日をヒントにして、きっかけをつくりました。

素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することをセレンディピティ(serendipity)というそうです。サイトをご覧になった方が素敵な偶然に出会えるかは分かりかねますが、行動したら何かが起こるかもしれません。

素敵な一日でありますように!

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