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誕生日

3月12日生まれの有名人と今日は何の日?*365日きっかけ誕生日プレゼント*

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3月12日江崎玲於奈

3月12日生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます。

今日はどのように過ごしますか?

お誕生日の方、そうでない方も、ワクワクとした日を過ごしたいですよね?

そんなあなたに小さな小さなきっかけをプレゼントします。

 

紫色で特許を取得したウィリアム・パーキン

1838年3月12日~1907年7月14日 職業:化学者
出身:イギリス

映画『プラダを着た悪魔』でアン・ハサウェイが演じた主人公、アンドレアが、編集長のミランダと他のスタッフが、服選び(ベルト)に悩んでいたときに、ファッションに明るくないアンドレアが「クスッ」と笑うシーンがあります。すると、ミランダがアンドレアが着ている服の色を指し、説明したのは、確かモーブ染料の話だったと思うのですが、記憶違いかもしれません。

モーブ染料(モーブ色=紫)の開発者がウィリアム・パーキンです。

開発されるまで、科学染料の紫色はなかったということなんですね。それまでの染料というのは、すべて天然物(植物や動物)により抽出されていました。紫色は巻貝からとれる鰓下腺(パープル腺)や分泌液から極少量にとれるティリアンパープルという染料でしか出来なかったので、非常に高価でした。

 

父親は大工、7人兄弟の末っ子として生まれ、幼少期から才能豊かで、15歳で大学に進学します。

18歳のときに、イースター休暇を使って、ホフマン家の故郷であるドイツに帰省したときに、アニリンをアルコールで溶かすと、鮮やかな紫色になるという現象を発見します。

バーキンは絵画や写真に興味があったので、染料として使えるのではないか?と確信し、絹を染めて、染料が安定するかどうか実験を行い、染色業をしている会社にサンプルを送ります。するとすぐに返事があり、18歳で特許を取得します。

 

同時代のイギリス出身者 参考

 

1838年生まれの人たち参考

 

ジャック・ケルアックの著書 代表作

1922年3月12日~1969年10月21日  職業:小説家・詩人
出身:アメリカ

代表作:

  • 『オン・ザ・ロード』
  • 『地下街の人びと』
  • 『路上』
  • 『孤独な旅人』

 

ノーベル物理学賞受賞者 江崎玲於奈

お名前、江崎玲於奈(えざき れおな)さん、大正生まれとは思えない、カッコいいお名前です。手塚治虫の『ジャングル大帝』の影響かと思いきや、漫画が発表されたのは1950年でした。

玲於奈という名前は、父親が「世界でも活躍できる人」という願いをこめて、世界でも違和感のない、ラテン語の獅子という意味のレオ、からとられたようです(俳優さんもいますよね?例.レオナルド・ディカプリオ)その当時は珍しかった名前に、小さいころから人と違うことを強く意識していたようですしていたようです

 

江崎玲於奈さんはどんな人?

1925年3月12日 職業:物理学者
出身:日本(大阪府)

1974年に半導体の研究で、ノーベル物理学賞を受賞しました。

 

博士が、科学に興味を持ったのは、トーマス・エジソンの伝記を読み、蓄音機を発明したエジソンのような発明をしてみたいと思ったことが、原点です。

幼少期から向上心が強かったようですが、中学受験に失敗し、希望中学に入ることが出来ないという挫折経験もありますが、勉強に集中し、飛び級で高校に進学し、親元から離れ東京の大学に進学しました。

 

東京の大学で小説家 森鴎外の三男、森礼於(もり れお)と出会います。

森鴎外はドイツに留学経験から、子どもたちに欧米風の名前に漢字をあてた名前をつけており、元祖キラキラネーム!?と名高いです。この時代に、同学年に「レオ」が2人いることがレアですよね?森礼於は大学を卒業後、東芝総合研究所で首席技官を務め、光学分野の第一人者になりました。

 

博士が物理学の道を志すようになったのは、「難しく見えるものを、単純に説明することが出来る」と考え、物質の最少単位を研究する高エネルギー物理学を専門にします。

しかし戦時下であり、大学2年のときに東京大空襲で、実験で使用する器具が破壊され、戦後はほとんどの研究が中断、禁止されてしまいます。

卒業後、研究者の道を諦めざるを得ない状況になり、指導教授の助言に従い、真空管を作る会社に入社します。真空管はテレビやラジオの部品に使われていましたが、当時の技術では耐久性が悪く、熱に強く長持ちするものを開発することが求められていました。そんなとき、世界で初、電話機を開発したベルの研究所でトランジスタが発明され、ノーベル物理学賞が授与されたため、興味の対象がトランジスタに移り変わり、研究を始めます。

しかし、勤めていた会社は経営難で、研究のために必要な機材が不足していたことから転職します。転職した先はソニーの創業者である井深大氏が設立した会社で、後にソニーになりました。ちょうどテープレコーダーが全盛時代に、トランジスタの開発に力を入れていました。

 

転職して2年目に、面白い現象を目にします。その現象を論文にまとめ、日本の学会で発表しましたが、全く反響がなかったのに対し、アメリカの専門雑誌に投稿したところ、論文が採用されます。

博士が開発したダイオードは、短時間でもスイッチの切り替えが可能だったため、コンピューターの処理スピードを速くするために応用が期待されていました。

 

35歳で、アメリカIBMワシントン研究所に転職を決め、48歳のときにノーベル物理学賞が授与されました。

67歳、32年ぶりに日本に帰国したあとは、大学の学長に就任し、政府の要請により教育改革の中心人物として骨子をまとめ、ナノサイエンス分野の業績表彰する科学賞=江崎玲於奈賞が創設されました。

遺伝子情報を解析しそれにあった教育をするべきであり、優秀な人材は遺伝で分かる、才能のない人間に教育をしても無駄であるという、教育論については全く納得出来ませんが、Wikipediaにあったノーベル賞を取るためにしてはいけない5つのことリストが、他のことにも共通してすごくいいなと思ったので、転記します。

箇条書きにすることはどうしても、○○することが多いですが、絶対にしないことを考える方が、やることを考えるよりも核心をついているかなと思いました。

 

  1. 今までの行き掛かりにとらわれてはいけない。 呪縛やしがらみに捉われると、洞察力は鈍り、創造力は発揮できない。
  2. 大先生を尊敬するのはよいが、のめり込んではいけない
  3. 情報の大波の中で、自分に無用なものまでも抱え込んではいけない
  4. 自分の主義を貫くため、戦う事を避けてはいけない
  5. いつまでも初々しい感性と飽くなき好奇心を失ってはいけない

 

 

3月12日 江崎玲於奈

 

きっかけ:

名乗ってみたい名前はありますか?

 

同年の1925年生まれの人 参考

 

アーロン・エッカート出演の映画

1968年3月12日 職業:俳優
出身:アメリカ

代表作:

  • 『サンキュー・スモーキング』
  • 『ハドソン川の奇跡』
  • 『エンド・オブ・キングダム』
  • 『ダーク・ナイト』
  • 『幸せのレシピ』

 

同年の1968年生まれの人 参考

 

3月12日 今日は何の日?365日のきっかけ

お水取り

 

財布の日

語呂合わせ 3(さ)1(い)2(ふ)で財布の日です。

モスの日

1972年3月13日、東武東上線成増駅前に初めてモスバーガーの実験店がオープンしたことから、モスフードサービスが制定しました。

 

いかがでしたか?

Wikipedia情報による、3月12日が誕生日である有名人や何かの記念日をヒントにして、きっかけをつくりました。

素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することをセレンディピティ(serendipity)というそうです。サイトをご覧になった方が素敵な偶然に出会えるかは分かりかねますが、行動したら何かが起こるかもしれません。

素敵な一日でありますように!

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