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5月35日

『五月三十五日』 エーリッヒ・ケストナー著

5月35日

「いったい、なんのために運転手になろうっていうの?」

「もちろん、お金をもうけるためですよ。」少年は答えました。

「いったい、なんのためにお金をもうけようっていうの?」老婦人はたずねました。

「あなたはおかしな人ですね。」コンラートはさけびました。「働かないものはお金が得られません。お金の得られないものは、飢え死にしなければなりません!」

「それはまったく古くさい考え方ですよ。」と老婦人は申しました。

「ねえぼっちゃん、この電気の都市では、ただ、娯楽のためか、ふとらないようにするためか、だれかに贈り物をするためか、何かおぼえるためか、そんなことのためにだけ働くのです。…」

~~~~~

「ここでは人間が働いている。ここの人間はなまけてはいない。もっともじぶんたちの楽しみだけのために働いているんだが、文句をつけるのはよそう。さあ、さきへ行こう!」

 

エーリッヒ・ケストナー

1899年2月23日~1974年7月29日 職業:詩人・作家
出身:ドイツ

代表作:

  • 『ふたりのロッテ』
  • 『飛ぶ教室』
  • 『エーミールと探偵たち』
  • 『点子ちゃんとアントン』
  • 『人生処方詩集』
  • 『ファービアン』

同年の1899年生まれの人たち 参考

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