7月12日生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます。
今日はどのように過ごしますか?
お誕生日の方、そうでない方も、ワクワクとした日を過ごしたいですよね?
そんなあなたに小さな小さなきっかけをプレゼントします。
ジョサイア・ウェッジウッド実験の結果、ジャスパー誕生
1730年7月12日~1795年1月3日 職業:陶芸家・事業家
「英国陶工の父」と呼ばれるウェッジウッドは、チャーチヤード工場を営んでいた陶工の末子、第13子として生まれました。
9歳の時に父親が亡くなり、兄が受け継いだ工房の徒弟となり修業に努めます。
修行後、当時英国の最も偉大な陶工と共同経営をします。そこで実験を重ね新しい釉薬などの研究を進めました。これらの実験がその後の活躍の布石となり、職人魂は「ウェッジウッド」を世界に冠するブランドへと成長させました。
白い器を作るのが難しかった時代に、画期的な乳白色の「クリームウェア」を生み出しました。優雅なクリームウェアは時のシャーロット王妃を魅了し、「クイーンズウェア」の名が与えられ、1766年にはシャーロット王妃より「Potter to Her Majesty(女王陛下の陶工)」を拝命します。
また研究や実験を重ね、深みのある光沢を放つ「ブラック バサルト」を発明、さらに数千回の試作を経て、オリジナルの素地「ジャスパー」を発明しました。マットな質感で上品な色合いを特徴とし、ウェッジウッドの代表的なシリーズになりました。
事業家としての手腕もあり事業を拡大させていきました。18世紀には珍しかったショールームをロンドンに開設し、新しい需要を掘り起こすためにカタログを作るなど、商品の魅力を伝えるため様々な試みに挑戦し、ブランドを確立していきました。
知っている人は少ないかもしれません。ジョサイア・ウェッジウッドは、『種の起源』の作者である植物学者のチャールズ・ダーウィンの母方の祖父にあたります。ダーウィン家とウェッジウッド家は、いとこに当たりますが、婚姻関係がありました。
ダーウィンやダーウィンの兄が結婚した相手も、ウェッジウッド家の人でした。
きっかけ:
陶芸を体験してみませんか?
東京都内、全国で陶芸が体験できる教室を探すときはこちら。
http://www.asoview.com/act/pottery/tokyo/
ソロー名言「楽しみに金のかからない人が最も裕福である」
ヘンリー・デイヴィッド・ソローはどんな人?
1817年7月12日~1862年5月6日 職業:作家・思想家・詩人・博物学者
アメリカマサチューセッツ州ウォールデン池畔の森の中に丸太小屋を建て、自給自足の生活を2年2ヶ月間送り、そこでの生活の記録をまとめたものが、代表作の『ウォールデン 森の生活』です。
その思想はアウトドア愛好家だけでなく、詩人や作家に大きな影響を与えました。
また昨今、モノを減らしすっきりとした生活をする断舎利や必要最低限のモノで生活するミニマリストの先駆けで、ヒントとなる言葉も多く残しています。
きっかけ:
使わなくなったものをリサイクルしたり、誰かに使ってもらいませんか?
生前は認められなかったアメデオ・モディリアーニの作品
1884年7月12日 ~1920年1月24日 職業:画家・彫刻家
顔と首が異様に長く、目の瞳が描かれていない、一目見ただけで分かるモディリアーニの肖像画は彫刻からの影響があるのではないかと言われています。
エピソードとして、カフェで隣の席に座った客の似顔絵を描いて、それを無理やり売りつけ得た報酬を酒代にして夜の街を徘徊していたそうです。
代表作:
- 『Portrait of Jeanne Hebuterne in a large hat』
- 『Jeanne Hebuterne with Hat and Necklace』
- 『赤い裸婦』
- 『赤毛の若い娘』
https://www.pinterest.jp/morichi123/modigliani/
きっかけ:
平面のものを立体にしてみよう。またはその反対で立体を平面にしてみよう。
『モディリアーニにお願い」はモディリアーニの話はほんのちょっとしか出てこないですが、美大の物語で、笑える、ホロリとくる青春マンガです。「何故、絵を描くのか?」深い言葉が印象的です。
山梨県韮崎(にらさき)大村美術館館長 大村智
1935年7月12日 職業:化学者
2015年ノーベル生理学・医学賞受賞しました。
アベルメクチンを発見し、それを基にイベルメクチンの開発に取り組み、抗寄生虫薬として活用されるようになり、寄生虫感染症の治療法の確立に貢献しました。
きっかけ:
失敗を恐れないで色々なことに挑戦してみませんか?
http://nirasakiomura-artmuseum.com/
デザイナー石岡瑛子が唱えていた3つの言葉
1938年7月12日~2012年1月21日 職業:アートディレクター・デザイナー
1970年代、パルコや角川書店の広告などで活躍したデザイナーです。
紙媒体のデザインだけでなく、映画や演劇のセット、衣装デザインを手掛けるなど、幅広い分野のデザインをしたことでも知られています。
常に3つの言葉をマントラのように唱えながら仕事に向かう。誰にもまねできない、革命的、そして時代を超えるデザイン。
きっかけ:
ファッション雑誌などで着てみたい服をハサミで切って、ノートに貼ってみませんか?
7月12日 今日は何の日?365日のきっかけ
ラジオ放送の日
1925年7月12日に東京放送局(現在のNHK)がラジオの本放送を開始しました。
ラジオ体操をしてみよう。
ナイフの日 洋食器の日
語呂合わせ7(な)12(いふ)でナイフ、洋食器の日でもあります。
いかがでしたか?
Wikipedia情報による、本日誕生日である有名人や何かの記念日をヒントにして、きっかけをつくりました。
素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することをセレンディピティ(serendipity)というそうです。サイトをご覧になった方が素敵な偶然に出会えるかは分かりかねますが、行動したら何かが起こるかもしれません。
素敵な一日でありますように!