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ナカムラクニオ著 描いてわかる西洋絵画の教科書

描いて伝わる西洋絵画教科書

 絵画は実際に描いてみるとわかることがたくさんある。画家は、描き続けることで、絵画の本質を学んでいくのだ。興味深いことに歴史に名を遺した画家たちは、画家になる前から、様々な「絵を描く仕事」を経験していることが多い。
ルノワールは、元々は磁器の絵付け職人だった。モネは若い頃、風刺マンガを描いていた。マグリットは元グラフィックデザイナーで、クリムトは劇場装飾の仕事をしていた。淡い色彩で静物をひらすら描き続けたイタリアの画家モランディは、大学で版画の教師を続けながら独自の世界を追及した。戦後のアメリカで大成功したデ・クーニングは元ペンキ職人、ポップアートのスター、ウォーホルはファッション誌で活躍した元イラストレーターだ。偉大な画家は、繰り返し絵を描いた手の触感が経験になって、いつしか自分の中で何かが成熟していく。彼らにとって、大切なことは「見ること」「描くこと」しかない。

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きっかけ作家

自分がつくったヘンテコリンな職業「きっかけ作家」になりきって、作品制作やイラストを描いたり、オンライン講座を制作しています。

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